弁護士 西墻省吾BLOG

弁護士法人 菜の花

公認不正検査士の資格認定を受けました

令和7年12月23日付で,公認不正検査士の資格認定を受けました。公認不正検査士(CFE:Certified Fraud Examiner)とは,不正の防止・発見・抑止の専門家であることを示す国際的な資格であり,米国テキサス州に本部を置くACFE(Association of Certified Fraud Examiners)が認定しているものです。

組織内外で発生する不正の調査には,調査ノウハウと財務会計知識の両方が必要となりますが,1980年代の米国における不正調査は,調査ノウハウを持たない会計士と,財務会計知識に疎い捜査官によって行われていました。そこで,公認会計士出身でFBI捜査官として活躍していたジョゼフ・T・ウェルズ氏が,両者の強みを兼ね備えた人材こそが不正対策のエキスパートになり得ると考え,米国においてCFE資格を創設しました。米国においてCFE資格は,会計分野におけるCPA(Certified Public Accountant:公認会計士)や,内部監査部門におけるCIA(Certified Internal Auditor:公認内部監査人)と同様の公的資格であり,GAO(米国会計検査院)やFBI(米国連邦捜査局)等における不正対策関連の職種に就く際の必須資格・優遇資格となっています。近年はわが国においても,企業等で不祥事が発生した際に設立される第三者委員会において,公認不正検査士の資格を持つ弁護士の委員がよく見られるようになってきました。

今後は組織や団体における内部統制,リスクマネジメント,コンプライアンスといった分野においても,より一層貢献して参りたいと思っております。今後もお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。