5月23日,鳥取地方裁判所にて令和7年度憲法週間行事として刑事模擬裁判が開催されました。
参加者は,学生の方で,それぞれが,裁判官,裁判員,検察官,弁護人,被告人,証人を担当しました。
模擬の公判期日を行った後は,3つのグループに分かれ,評議をしました。
私は,弁護人グループでアドバイスをする役割でした。
事案は,被告人が無罪を主張するもので,証拠上,有罪とも無罪とも判断しうるものでした。
各グループの評議結果も有罪,無罪様々な内容のものとなりました。
弁護士という職業上,評議の様子を経験することはないので,模擬裁判とはいえ評議の様子を見るよい機会となりました。
学生の皆さんの中には法律関係の仕事を志す方もおり,メモをとったり,質問をしたり,とても熱心に参加してくださいました。
模擬裁判や裁判傍聴を通じて法律の世界に興味を持っていただくきっかけになればと思います。