弁護士 山崎 優blog

弁護士法人 菜の花

くらしと憲法

先日、鳥取短期大学で現行憲法の講義をさせていただきました。

憲法の講義といっても、学問的な小難しいものではなく、普段の暮らしに憲法がどのように影響を与えているかの例を挙げ、ちょっとでも憲法に興味を持ってもらおうというものです。

興味を持ってもらうことに主眼を置いていたので、かなり砕けた伝え方になったと思います。(学問的な正確性は、教養課程の憲法講義にお任せします・・・)

そうはいっても、間違ったことを伝えるわけにはいかないので、久しぶりに憲法の基本書を読み返しました。

憲法は、条文の数はそれほど多くはありませんが(現在に関係しているのは99条まで。)、とっても奥が深くて難しい。

 

講義は午後一発目という酷な時間帯です。

国民主権とは…とか語り出したらどうなるかは、自分が経験済みなので、ちょっとても興味を持ってもらって眠気に耐えてもらおうと、普段の生活の中でイメージしやすい何気ないものが憲法のおかげかも、ということを実例を挙げて説明しました。

どうやら、天気予報を知ることができるのは、憲法のおかげのようです。

 

講義資料を作りながら、改めて現行憲法ってすごいなと感じました。

最近は特に、勢いで立法がされているような気がしています。

一人一人が憲法の価値を理解し、その上で、来たるべき時が来たら議論をして結論を出せたらいいなと思いました。

微力ながら、講義を通じてそのお手伝いをさせてもらえたらと思っています。

ただ、まずはこの新型コロナ禍を乗り越えないといけないですね。